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新光電とイビデン株に買い、インテル向けパッケージが回復

電子機器やIC(集積回路)パッ ケージなどを手掛ける新光電気工業とイビデンが買いを集めている。両 社の有力な顧客である半導体最大手の米インテル向けに、CPU(中央 演算処理装置)用ICパッケージなどが回復しており、両社とも業績計 画を上方修正した。

新光電はストップ高(値幅制限の上限)にあたる前日比200円高の 1493円で買い気配となっている。イビデンは同4.7%高の3040円まで 上げ、4月27日に付けた年初来高値(3100円)に接近する展開。

新光電は30日、2010年3月期の連結最終損益が39億円の黒字 (前期は60億円の赤字)になりそうだと発表した。27億円の赤字だっ た従来予想から一転して黒字になる。インテル向けを中心に、パソコン に使われるICパッケージの需要が持ち直したほか、生産性の向上も寄 与する。

ゴールドマン・サックス証券の高山大樹アナリストは30日付の投 資家向けリポートで、新光電について「利益率の高い製品群の売り上げ が増加しているほか、生産性の改善、増産にも人員を増やさず対応する などで、想定以上に利益が出始めている」と評価する。

GS証では業績予想を増額修正すると同時に、目標株価を1100円 から1300円に引き上げた。目標株価はGS証による今期予想PBR (株価純資産倍率)1.3倍に相当する。

イビデンも同日、09年4-9月期の連結純利益が前年同期比67% 減の40億円になる見通しと発表。従来予想はゼロだった。新光電と同 様に、パッケージ基板などの受注が回復したほか、原価低減の進展も利 益を押し上げる。GS証の高山氏は、「新光電のように計画修正幅にサ プライズはないが、株価を底堅く支えるには十分な内容」とみている。

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