NY外為:ドルと円が下落、景気底入れ観測で安全通貨買いが後退

ニューヨーク外国為替市場ではド ルと円が大半の主要通貨に対して下落。米失業保険の継続受給者数が 3週連続で減少し、景気底入れの兆しととらえられたことで、安全へ の逃避先としての両通貨への需要が弱まった。

ポンドは対ドルで上昇。7月の英住宅価格が3カ月連続で上昇し たほか、世界的な株価の上昇が背景となった。ニュージーランド(N Z)ドルは対ドルで下落。日中の下げ幅としては過去2週間で最大と なった。NZ準備銀行(中央銀行)が自国通貨高が景気回復を損なう のを防ぐため、利下げを再開する可能性を示唆したことを手掛かりに 売りが優勢となった。

バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)のシニア 為替ストラテジスト、マイケル・ウールフォーク氏は「市場がリスク 志向を取り戻しており、金利の極めて低い米国の通貨は間もなく窮地 に立たされる可能性が高い。現時点ではドルの上昇余地は極めて限定 的だ」と語った。

ニューヨーク時間午後零時42分現在、円は対ユーロで1%安の1 ユーロ=134円82銭(前日は133円45銭)となった。ドルはユーロに 対して0.2%安の1ユーロ=1.4071ドル(前日は同1.4050ドル)ドル は対円で0.9%高の1ドル=95円83銭(同94円99銭)。ポンドは対 ドルで0.6%高の1ポンド=1.6484ドル。

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