独VWの4-6月期:83%減益、予想よりは小幅 (Updagte2)

欧州の乗用車メーカー最大手、ド イツのフォルクスワーゲン(VW)が30日発表した2009年4-6月 (第2四半期)決算は、減益幅が市場予想よりも小幅に収まった。同 社はまた、新興市場での事業が追い風となり7-12月(下期)の業績 は業界平均を上回るとの見通しを示した。

第2四半期の純利益は前年同期比83%減の2億8300万ユーロ。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト5人の予想中央値で は2億3860万ユーロと見込まれていた。売上高は前年同期比7.7%減 の272億ユーロ。

BHFバンクのアナリスト、アレクセイ・ウンラウ氏は「もちろ ん、VWも危機の影響を感じてはいるが、相対的にはなお好調だ」と し、「流動性は高く、在庫調整も同業他社より小さい」と述べた。

欧州の他の自動車メーカーに比べ国際展開が進んでいることが寄 与した。最大の海外市場である中国では売り上げが23%増え、ブラジ ルでは7.3%増加した。中南米とアジアでは出荷台数が増えた。

同社は、下期の業績が業界全体を上回るとの見通しを示した。た だ、世界市場の「下降傾向」には抗し切れないとして、今年の売上高 は08年の水準を下回るだろうと予想している。

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