マツダ:4-6月の純損失215億円-先進国の販売低迷など

米フォード・モーターと資本業務 提携関係にあるマツダが30日発表した第1四半期(2009年4-6月 期)連結純損益は215億円の赤字だった。日米欧を中心に自動車販売 が低迷した上、円高の影響で3四半期連続の赤字を余儀なくされた。

第1四半期の最終赤字はマツダが四半期業績を開示した04年度以 降で初めて。前年同期は150億円の黒字だった。ブルームバーグ・ニ ュースが集計したアナリスト4人の予想中央値では211億円の赤字が 見込まれていた。第1四半期の1株当たり純損益は16円40銭の赤字 (前年同期10円63銭の黒字)だった。

第1四半期の自動車販売台数は前年同期比26%減の26万3000台 で、このうち国内が同25%減の4万1000台、北米が同32%減の7万 4000台、欧州が同37%減の5万9000台、中国が同27%増の4万 1000台、その他地域が同30%減の4万8000台。期中の為替レートは 対ドルが97円(前年同期105円)、対ユーロが133円(同163円) だった。

販売台数の減少や車種構成の変化で688億円、為替影響で293億 円の営業減益要因になった。その一方、コスト削減効果で137億円、 販売費用削減で112億円それぞれ前年同期に比べ改善したがカバーし 切れなかった。

通期(10年3月期)の業績予想は据え置いた。純損益は500億円 の赤字を見込んでいる。マツダの尾崎清専務兼最高財務責任者(CF O)は同日、都内で開いた決算説明会で第1四半期業績について「全領 域で想定を上回った」と述べたが、為替や欧米での需要動向など不透明 要因が通期予想据え置きの背景にあるとした。ただ、北米や欧州では在 庫調整が完了したことを明らかにするとともに、米国市場についても 「一時の混乱状態は脱したと思う」との見方を示した。

マツダの株価30日終値は前日比21円(8.6%)高の264円。

--取材協力:上野きより Editor:Hideki Asai、Hitoshi Sugimoto

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