独ポストバンクの4-6月:赤字-貸倒引当金やデリバティブ損失響く

ドイツのリテール銀行、ドイツ・ ポストバンクが30日発表した2009年4-6月(第2四半期)決算は、 赤字となった。貸倒引当金とデリバティブ(金融派生商品)関連の損 失が響いた。同行には独銀最大手のドイツ銀行が出資している。

第2四半期の純損益は1400万ユーロの赤字。前年同期は1億2100 万ユーロの黒字だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリス ト予想では4200万ユーロの赤字が見込まれていた。

同四半期には貸し倒れに備え1億5700万ユーロを引き当てた。 企業破たんの増加を反映し、引当額は前年同期に比べ83%増えた。同 行は引当金がさらに増えるとの見通しを示した。

発表資料では「景気の展開により破産件数と融資のデフォルト(債 務不履行)は増えるだろう」としている。ドイツの個人が顧客層の中 心のため他行に比べて影響は小さい見込みだと付け加えている。

トレーディング収支は1億300万ユーロのマイナスとなった。前 年同期は6100万ユーロのプラス。一部のデリバティブ関連で1億2800 万ユーロの損失を出した。

中核的自己資本(Tier1)比率は6月末時点で8%と、3月 末の7.2%から上昇した。同行は景気と金融市場の安定後に税引き後 ベースの株主資本利益率(ROE)を13-15%とする目標を示した。 特定の達成時期は示さなかった。

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