三菱電:4-6月期純損失は82億円-通期見通し据え置き(Update2)

三菱電機が30日発表した4-6 月期連結決算によると、世界的な不況に入る前の前年同期に553億円 の黒字だった純損益は82億円の赤字に転落した。産業用メカトロニク スの損益低下や、出資先である半導体会社ルネサステクノロジの赤字が 響いた。

売上高は前年同期比20%減の6995億円。営業利益は同89%減の 74億円。今回据え置いた業績予想の中で、4-9月期に純損失350億 円、営業利益ゼロを見込んでいる点からすれば、営業ベースでの利益確 保は好材料と解釈でき、株価も決算発表直後に急騰した。

同社の株価は午後2時26分現在、前日比63円(10.2%)高の 682円と、2008年11月5日以来の高値をつけた。上昇率は08年10月 30日以来、9カ月ぶり。

会見した吉松裕規常務執行役は、4-6月期の営業損益は会社計画 からみて「ほぼ想定の範囲内」と説明。4-9月期が現状予想から上振 れるかは、例年7-9月期の収益面が4-6月期よりも厳しいと説明し た。カギは産業メカトロニクスと家電の収益だとしている。

通期(2010年3月期)は200億円の純損失と、7年ぶりの赤字転 落を予想。売上高は同6.4%減の3兆4300億円、営業利益は前期比 57%減の600億円を見込む。

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