三菱自:4-6月期の純損失は264億円-自動車販売が低迷

三菱自動車が30日発表した第1 四半期(2009年4-6月期)連結決算で、純損益が264億円の赤字と なった。世界的な自動車販売の減少や円高などが響いた。

前年同期の純損益は103億円の黒字だった。売上高は前年同期比 58%減の2591億円。営業損益は前年同期の99億円の黒字から296億 円の赤字に転落、経常損益も同162億円の黒字から278億円の赤字と なった。1株当たり純損益は4円77銭の赤字(前年同期1円86銭の 黒字)だった。

第1四半期の世界販売台数(小売りベース)は、前年同期比32% 減の21万3000台、このうち日本は同21%減の3万1000台、北米が 同42%減の2万1000台となった。欧州について、青砥修一取締役は 「ドイツなど西欧主要5カ国で政府のインセンティブによる需要押し上 げ効果が寄与し、前年比9割を超えるまで回復した」と指摘したが、ロ シアやウクライナ市場の冷え込みによる販売台数減少が大きく、全体と して同47%減の4万9000台となった。

一方、国内ではエコカー減税などの効果で小型車「コルト」など 減税対象車の販売が回復しつつある。9月中旬から名古屋製作所(愛知 県岡崎市)の工場で、生産体制を現在の昼間操業の1直から昼夜交代の 2直に拡充する。人員は社内や関連会社からの応援を含め750人程度 増やす予定で、期間従業員の直接雇用も再開する。

通期の業績予想は据え置いた。純損益は50億円の黒字予想で、前 期の549億円の赤字から黒字回復を見込む。

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