中国政府は株高抑制措置を取る公算も-ロベコ香港のファンレイン氏

資金運用会社ロベコ香港のアルナ ウト・ファンレイン最高投資責任者(CIO)は30日、中国株の上昇 ペースが速過ぎたことを懸念し、中国政府は相場抑制措置を取る可能 性があるとの見通しを示した。

29日の上海総合指数は8カ月ぶりの大幅安。中国誌、財経は同日、 中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を引き上げるとの観測が嫌気 されたと報じた。通信社マーケット・ニュース・インターナショナル (MNI)は、株式取引に対する増税の可能性を投資家が懸念してい ると伝えた。

ファンレインCIOはブルームバーグテレビジョンとのインタビ ューで「中国当局は実際のところ、このように速い株式相場の上昇を あまり快く受け止めていない」と指摘した。

上海総合指数の株価収益率(PER)は、発表済み利益ベースで

35.3倍と、2008年1月以来の高水準。新興市場全体の平均の2倍以上 となっている。年初来騰落率はプラス79%と、各国・地域の株価指数 の中でペルーに次いで2位。昨年は65%下落した。

ロベコ香港の親会社、オランダのロベコ・グループは、適格外国 機関投資家(QFII)85社の1社。運用資産は約1560億ドル(約 14兆8100億円)。

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