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カタログのムトウ株急伸、対中国取引増え収益性向上-上期利益増額

婦人服や生活雑貨などのカタロ グ販売を手掛けるムトウの株価が一時、前日比4.8%高の418円と 急伸。約1カ月ぶりの上昇率を記録した。中国の取引先から直接商品 を仕入れることで原価や物流コストを削減、収益性が向上している。 第1四半期(4-6月期)決算を受け会社側は、29日付で上半期 (4-9月期)の利益予想を増額修正しており、買い圧力が増した。

ムトウの第1四半期の連結純利益は前年同期比30%増の11億 3900万円だった。中国との直接貿易が増えたことなどで粗利益率が

1.9ポイント向上、人員削減に加え、年金制度改革などで退職給付費 用も減少、営業利益率は7.4%と前年同期(7.5%)並みを確保した。

同社IR担当の高田美由紀氏によると、前期の直貿比率は約 10%。今後はさらに中国のメーカーなどとの取引を拡充していく方 針で、「中間マージンを圧縮し、一つ一つの商品の粗利益率を高めた い」という。修正後の上半期業績予想は、連結売上高が前年同期比 2%減の289億円、経常利益が同54%減の8億円。前回予想と比べ、 売上高は3%の減額修正だが、経常利益は6.7%の増額修正だ。

三菱UFJ証券の大石透功シニアアナリストは29日付の投資家 向けリポートで、会社側の新しい経常利益計画に対する進ちょく率が 149%に達し、前期の73%を大きく上回っている点に言及。据え置 かれた通期計画(17億円)に対する進ちょく率も70%と、前期の 61%より高く、投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続した。

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