三井不:第1四半期純利益2.5倍161億円-賃貸・分譲堅調

国内不動産首位の三井不動産が30 日発表した第1四半期(4-6月期)の連結純利益は前年同期比2.5 倍の161億円だった。住宅分譲とオフィス賃貸が堅調に推移し、投資 家向け分譲も利益に寄与した。

第1四半期は、賃貸事業はオフィスビルや商業施設で新規の通期 稼働物件があった。分譲事業でも「パークコート赤坂ザタワー」など 大型マンションが竣工した。また、投資家向け分譲からの利益貢献も 増益要因となった。

同日東京証券取引所で会見した蔵本誠三常務は「マンションは税 制効果などでお客に動きが出ている」と説明。「オフィスは空室率の悪 化が予想されるため、事業全体としてはまだら模様だ」と述べた。

09年6月末の三井不動産の単体オフィス空室率(首都圏)は3.1% と3月末の2.5%から上昇した。

新生証券の松本康宏シニアアナリストは「第1四半期は好調な決 算内容だった。不動産市況が今後徐々に回復すれば、通期の業績は予 想を上振れする可能性がある」と語った。

通期(2010年3月期)の連結業績予想は据え置いた。純利益は前 期比20%減の670億円を見込む。

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