野村HD株が反発、6四半期ぶり黒字転換、業績拡大に期待

国内証券最大手の野村ホールディン グスの株価が3営業日ぶりに反発。前日発表した第1四半期(2009年 4-6月)連結決算は、金融市場の安定化を受け6四半期ぶりに黒字転 換した。市場ではリーマン・ブラザーズの統合効果による業績拡大を期 待する声も聞かれる。

買い気配で始まり一時前日比24円(3.6%)高の838円まで上昇。 売買代金は130億円を超え東証1部で第4位に膨らんでいる。第1四半 期決算はトレーディングや株式・債券の引き受け、投信販売が好調で 114億円の純利益(前年同期は766億円の赤字)を確保した。

ゴールドマン・サックス証券の山中威人アナリストは、野村の第1 四半期決算は予想以上だったとした上で「旧リーマン人材の買収で過去 に実現できなかった利益が生じている」(29日付リポート)と指摘。市 場安定化などから国内外で利益回復が続くとみている。ゴールドマンで は目標株価を従来の790円から910円に引き上げた。

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