独ダイムラーの4-6月:3期連続の赤字、メルセデス低迷

世界2位の高級車メーカー、ドイ ツのダイムラーが29日発表した2009年4-6月(第2四半期)決算 は、リセッション(景気後退)で「メルセデス・ベンツ」部門の販売 が低迷し、3四半期連続の赤字となった。同社は、営業利益は「徐々 に回復する」との見通しを示した。

発表資料によれば、純損失は10億6000万ユーロ(1株当たり0.99 ユーロ)。赤字幅は前年同期の14億ユーロ(同1.40ユーロ)からは縮 小した。ブルームバーグがまとめたアナリスト7人の調査中央値では 11億4000万ユーロの赤字と見込まれていた。売上高は前年同期比25% 減の196億ユーロ。

メルセデス・ベンツにとって最大の市場である欧州でのシェアは 今年1-6月(上期)に4.1%と、前年同期の4.5%から縮小した。各 国の新車買い替え奨励策が、高級車よりも大衆車の販売増加に寄与し たことが背景にある。

ディーター・ツェッチェ最高経営責任者(CEO)は資料で、乗 用車・バン事業ならびに金融サービス部門の「4-6月期収益を1- 3月期から改善することに成功した。ダイムラーは軌道に乗っている」 と説明した上で、「だが、極めて好調だった昨年4-6月期と比較する と、取り組むべき問題は依然として多い」と指摘した。

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