米スターバックス:中国で事業拡大へ-インドへの進出は当面ない

世界最大のコーヒー店チェーン、 米スターバックスは、アジア成長戦略の中心に中国市場を据え置き、 当面はインド市場に参入する計画はないことを明らかにした。

スターバックス・コーヒー・インターナショナルのマーティン・ コールズ社長はソウルでのインタビューで「現在、そして予測可能な 将来において、中国は当社にとって明らかに巨大な商機を与えてくれ る」と指摘。「もちろんインド進出という強い願望もあるが、最優先事 項ではなく、すぐに実現するものではない」と語った。

スターバックスは数年にわたり、毎年2-4カ国に新規参入して きたが、現在は既存市場の成長を重視している。中国とロシア、ブラ ジルで事業を拡大する一方、人件費の削減や食べ物とコーヒーの作り 置きを減らすことで、今年は最大5億5000万ドルの経費削減を目指し ている。

スターバックスは1999年に中国へ進出。故宮(紫禁城)でも営業 していたが、中国中央テレビ局(CCTV)の著名なテレビキャスタ ーが自身のブログで故宮のスタバを非難したことで民衆の抗議活動が 強まり、2007年7月に故宮からは撤退した。スタバのウェブサイトに よれば、同社は現在、中国と台湾で690店舗を展開している。

コールズ社長は「国際市場は飽和状態にはまだ程遠い」とした上 で「インドには準備が整い次第、進出する」と説明した。カナダと日 本、英国も「底堅い成長が見込まれる」と指摘した。

トロイ・アルステッド最高財務責任者(CFO)は今年3月、イ ンドにおけるライセンス契約と合弁会社の設立の交渉は「不調に終わっ た」と述べている。

-- Editors: Frank Longid, Brian Fowler

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net  Editor:Masashi Hinoki 記事に関する記者への問い合わせ先: Kyung Bok Cho in Seoul at +82-2-3702-1688 or kcho7@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Steven McPherson at +81-3-3201-8212 or smcpherson@bloomberg.net; Frank Longid at +852-2977-6643 or flongid@bloomberg.net

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