ドルの準備通貨としての地位は今後も「基本的に安泰」-ハンク教授

米ジョンズ・ホプキンズ大学の スティーブ・ハンク教授(経済学)はドルについて、今後も引き続き 世界の準備通貨としての地位は「基本的に安泰」との見解を示した。

中国やロシアなどの新興市場国は、国際貿易や準備通貨に利用で きる新たな通貨を求めている。中国人民銀行(中央銀行)が示唆した 選択肢の一つは、通貨バスケットを基に価値が決定される国際通貨基 金(IMF)の特別引き出し権(SDR)の利用拡大に関連したもの だ。

ハンク教授はブルームバーグラジオとのインタビューで、「ドル は基軸通貨で、いわゆる準備通貨だ。今後数十年間にわたってその地 位が脅かされることは基本的にないだろう」と述べた。その上で、 「1960年代終盤以来存在するSDRが有能で使い勝手のよいものであ れば、市場で利用されているだろう」と指摘した。

IMFによれば、世界の準備通貨に占めるドルの割合は2008年 末時点で64%と、01年の73%から低下。一方、ユーロの割合は

26.5%と、17.9%から上昇した。

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