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米ハートフォード4-6月:1年で最小の赤字-時間外取引で株価上昇

米保険大手ハートフォード・ファ イナンシャル・サービシズ・グループが29日発表した2009年4- 6月(第2四半期)決算は、赤字幅がここ1年で最小となった。株式 相場の上昇を受け、顧客資産の価値を保護するコストが軽減したこと から市場予想を上回る業績となり、株価は時間外取引で上昇している。

発表資料によると、純損失は1500万ドル(1株当たり6セント)。 前年同期の純損益は5億4300万ドル(同1.73ドル)の黒字だった。 一部投資を除く営業利益は1株当たり1.90ドルとなり、ブルームバ ーグ・ニュースがまとめたアナリスト17人の予想平均(1.17ドル) を上回った。

米S&P500種株価指数は4-6月期に15%上昇。その前の3四 半期にハートフォードは株式相場下落を受けて計46億ドルの赤字を 計上していた。同社の格付けは今年に入り米スタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)から3回引き下げられており、米政府から金融安 定化法に基づき34億ドルの公的支援を受けた。

信用市場の改善に伴い、同社の含み損は10億ドル縮小して6月 末時点で59億ドルとなった。含み損は計上されない。一方、株式相 場上昇に関連する3億6000万ドルの利益が業績改善に寄与した。

ハートフォードは29日の株式市場の通常取引終了後に決算を発 表。ニューヨーク時間午後4時33分(日本時間30日午前5時33分) 現在の時間外取引では、通常取引終値から約3.1%高の15.43ドル。 株価は過去1年では76%下落している。

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