米ボーイングの長期債務格付け、「A+」から「A」に引き下げ-S&

米格付け会社スタンダード・アンド・プアー ズ(S&P)は29日、米航空機メーカー、ボーイングの債務格付けを引き下げた。 航空会社から受注のキャンセルや延期が相次いでいるほか、次世代中型旅客機 「787(ドリームライナー)」で開発の遅れが続いていることが要因。

S&Pは長期債務格付けを「A」と、これまでの「A+」から引き下げた。 見通しは「ステーブル(安定的)」とした。短期債務格付けは「A-1」に据え置 いた。

S&Pのクリストファー・デニコロ氏は発表文で「格下げは、航空会社の発 注延期やキャンセルに伴う減産拡大の可能性や、予定より2年遅れている787の 開発関連リスク、顧客の資金調達ニーズが高まる可能性に関する懸念を反映する ものだ」と説明した。

ボーイングの広報担当、チャールズ・ビッカーズ氏はこの日、「当社の財務状 況は堅固で、それは『A』格付けに反映されている。この格付けは航空宇宙業界 で最高だ」と指摘した。

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