NY原油(29日):大幅続落、予想外の在庫増加で-終値63.35ドル

ニューヨーク原油相場は続落し、 3カ月ぶりの大幅な値下がりを記録。米エネルギー省が発表した週間 統計で、原油在庫が予想に反して増加したことを嫌気した。在庫増は 原油輸入が増えた一方、製油所の稼働率が低下したことが背景。

同統計によると、先週の原油在庫は515万バレル増の3億4780万 バレル。週間ベースとしては4月以来最大の増加となった。ブルーム バーグ・ニュースが実施した調査の予想中央値は150万バレルの減少 だった。

PFGベスト(シカゴ)のバイスプレジデント、フィル・フリン 氏は「今後短期間に消費する以上の原油供給がある」と指摘。「在庫 を圧迫するほどの需要はなく、それが原油相場の重しになるだろう」 と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前日 比3.88ドル(5.77%)安の1バレル=63.35ドルで終了した。年初来 では42%の値上がり。

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