ウェルズ・ファーゴ:投資銀行事業を強化、圏外からランキング入り

米銀ウェルズ・ファーゴが127億 ドルを投じたワコビア買収は、預金と住宅ローン事業の強化が目的だ ったが、その後の株式と社債発行の増加を背景に、投資銀行事業の拡 大という結果をもたらした。

ブルームバーグがまとめたデータによると、4―6月(第2四半 期)にウェルズ・ファーゴは米社債の引き受けで13位、株式発行の引 き受けでは10位だった。ワコビア買収前の前年は両分野とも上位30 位に入っていなかった。4-6月期の投資銀行収入は前四半期比で 29%伸びた。

ウェルズ・ファーゴのコバセビッチ会長は2005年に、消費者重視 の社風は投資銀行には「合わない」と発言していた。ブルース・ヘル セル執行副社長は08年3月の時点で、事業統合は困難になるとの見方 を示していた。

ティム・スローン執行副社長は先週のインタビューで、こうした 見解はウェルズ・ファーゴの事業拡大につながったベアー・スターン ズやリーマン・ブラザーズ・ホールディングス、メリルリンチの破た んあるいは身売り以前の話だと指摘。「競争相手が減少している。毎 日のようにビジネスの機会がある」と話した。

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