新型インフル:妊娠しているとリスク高い、死亡例の8分の1-研究

妊娠中に新型インフルエンザ(豚 インフルエンザ)に感染すると生命にかかわる合併症を引き起こす恐 れがあり、できる限り早く抗ウイルス剤による治療を受ける必要があ ることが、米疾病対策センター(CDC)の研究から分かった。

研究結果は医学誌ランセット8月8日号に掲載される。この研究 によると、新型インフルエンザに感染して死亡した人の約8人に1人 は妊娠していた。また、新型インフルエンザで入院する確率は、妊娠 中の女性では全体に比べ4倍以上だという。

世界保健機関(WHO)などによると、妊娠している女性が新型 インフルエンザの「H1N1」ウイルスに感染すると合併症を患うリ スクが高い。CDCの29日の発表によれば、同センターは妊娠中の 女性に対する新型インフルエンザウイルスの影響について現在までで 最も包括的なデータを集め分析した。

論文の主執筆者であるCDCのデニス・ジェイミーソン氏は発表 文で、「妊娠中の女性がインフルエンザにかかったと感じた場合はす ぐに医療機関に行く必要がある」とし、「妊娠中の女性を治療する医 療従事者は、インフルエンザ様の症状のある患者を優先して治療する システムを整 備し、抗ウイルス剤による治療を遅滞なく開始すべき だ」と指摘した。

CDCによれば、4月15日-6月16日に妊娠中の女性6人がH 1N1ウイルス感染の結果死亡しており、同期間に同センターに報告 された死亡例(45件)の13%に相当する。

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