アジア株:割高感広がり12日ぶり下落-商品安と期待外れの決算で

29日のアジア株式相場は12営業 日ぶりに下落。商品安に加え、発表された決算が失望を誘う内容だっ たことで、企業の収益見通しに比べ株価は割高との懸念が広がった。

中国の上海総合指数は5%安。江西銅業は上海市場で9%安。減 益見通しと金属相場安が背景。中国石油化工(Sinopec)は香 港市場で5%下落。中国政府がガソリンを値下げしたことが嫌気され た。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後6時10分現在、前日比 1%安の109.38で取引されている。同指数は前日までの11営業日で 13%上げていた。日経平均株価は前日比25円98銭(0.3%)高の1万 113円24銭で引けた。

バークレイズ・ウェルスのアジア担当ストラテジスト、マンプリ ート・グリル氏は、「もはや株価の割安感が消えたため、投資家は今ま で以上に選別的になりつつある」と述べ、「さらなる調整があり得る」 と指摘した。

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