中国株:上海総合指数、5%安-11月18日来で最大の下げ

中国株式相場は大幅安。上海総合指 数が8カ月で最大の下げとなった。商品株が安い。企業の増益見通しに 比べ、今年の株高が行き過ぎとの懸念が強まった。一方、この日に上海 証券取引所に上場した中国建築工程(601688 CH)は大幅高となった。

産銅大手の江西銅業(600362 CH)は9%安。1-6月(上期)決 算が赤字になったもようだと発表したことが嫌気された。貨物海運で世 界最大手の中国遠洋運輸集団(COSCOホールディングス、601919 CH)は8.4%下落。同社は上期の純損益が赤字になったもようだと発 表した。全世界で1年4カ月ぶりとなる大型の新規株式公開(IPO) を実施した中国建築工程は、IPO価格から56%上昇した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は、前日比171.94ポイント(5%)安の3266.43で終了 し、昨年11月18日以来の大幅な下落率となった。前日までは5営業 日続伸で、この間7%上げていた。上海、深セン両証取のA株に連動し ているCSI300指数は5.3%下げて3558.51。

金元比聯基金管理のラリー・ワン副最高投資責任者(CIO、上海 在勤)は、「割高な株価や、急速な上昇ペースに対する投資家の懸念は、 きょうのようなパニック売りを引き起こすのに十分な材料だ」とした上 で、「大規模な調整が始まったとはまだ言い難い。政府に政策の転換は 全く見られないし、そうした話を聞かれてもいないからだ」と述べた。

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