Jパワー:中国電と新会社-20年代に石炭ガス化導入へ

電力卸最大手Jパワーは29日、中 国電力と共同で石炭ガス化複合発電(IGCC)の実証実験を行う新 会社を設立すると発表した。中国電力の大崎発電所(広島県豊田郡) 内に実験用の発電設備(出力17万キロワット)を建設し、2020年代 の技術導入を目指す。

13年3月に着工、17年3月に実証試験を開始する予定。石炭をガ ス化してタービンを動かすIGCC技術のほか、二酸化炭素(CO2) の回収技術(CCS)についても検証する。

IGCCは従来の石炭火力発電に比べ、ガス化することでCO2 排出量を抑制することができ、地球温暖化対策につながる。

発電設備の建設費など実証実験の総事業費については明らかにさ れていないが、Jパワーと中国電が折半出資する。

都内でJパワーと共同会見した中国電力の小畑博文常務は「既存 の老朽化した火力発電整備にIGCC技術の導入を目指したい」とし、 遅くとも20年代には技術の商業化を図りたい考えを示した。

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