米リーマン:次は美術品を競売へ、景品に続き-100万ドル確保か

ポップアートの巨匠、ロイ・リキ テンシュタインの1982年の作品「自由の女神」は、かつて米証券会社 リーマン・ブラザーズ・ホールディングスのオフィスの壁を飾ってい た。11月に競売され、同社に約3万ドル(約282万円)をもたらす見 込みだ。

リーマンはこの冬、100万ドル相当の美術品をフィラデルフィア のフリーマンズ・オークショニアーズでの3回の競売で売却する。

リーマン所有の美術品650点は総額約100万ドルで売れる見込み だ。これらはニューヨークとボストン、デラウェアのリーマンオフィ スに飾られていたモダンアートや現代絵画の作品。競売は今年11月1 日、12月6日と来年2月12日に予定されている。

フリーマンのモダン・現代作品担当バイスプレジデント、アン・ ヘンリー氏は「現在の相場と同等の価格を得たいと考えている。手の 届く価格帯で非常に魅力的な作品が多数ある」と話した。

リーマンは昨年9月15日に破産法適用を申請。米史上最大の企業 破たんとなった。競売からの収益は債権者への支払いに充てられる。 ブライアン・マーサル最高経営責任者(CEO)によると、同社の 債務は2500億ドル規模。同社は今月初め、インターネット上の競売 サイトeベイで顧客と社員への配布用だった景品類の競売も開始して いる。

リーマン所有の美術品は全部で3000点余り。今は英銀バークレイ ズのものとなったニューヨーク本部に掛かっている作品などは売却対 象に含まれないという。

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