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テマセク:「家宝」は売らず、民間から投資受け入れも

シンガポールの政府系投資 会社、テマセク・ホールディングスは、長期的な投資収益を目指し、 目先の利益のために資産を売却することはしない方針だ。将来は民 間からの投資を募ることも検討する。ホー・チン最高経営責任者 (CEO)が29日、シンガポールで語った。

同CEOによると、同社保有資産の価値は過去1年に400億 シンガポール・ドル(約3兆7600億円)余り目減りした。同CE Oは30年程度の長期間でのリターンを目指すと表明した。

シンガポールのリー首相の夫人である同CEOは「目先の利益 のために家宝を売ることはしない」とし、われわれの「利害をしっ かりと守っていく」と語った。

同CEOはシンガポール外へ投資先を広げるとともに、金融関 連の資産を増やした。米メリルリンチや英バークレイズ、スタンダ ード・チャータード銀行の株価は下落し、テマセクのポートフォリ オの価値目減りにつながった。

同CEOはまた、将来的にテマセクに対する政府以外の投資家 グループを形成することを検討する方針を示し、民間からの投資を 募る可能性があると述べた。5-8年以内に「高い能力のある」投 資家を募り、その後8-10年内にリテール(小口)投資家の出資 を受け入れることを検討するという。

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