新日鉄株が下げ転換、4-9月最終赤字拡大へ-未定の配当もゼロに

粗鋼生産世界2位の新日本製鉄 株が、午後1時半の第1四半期(4-6月)決算発表後に下げに転じ た。鋼材需要の急減などを背景に、決算と同時に4-9月期の最終赤 字が期初予想から拡大するほか、未定だった第2四半期末の配当をゼ ロとしたことが嫌気され、売り圧力が強まっている。

株価は午前に3.7%高の391円まで上昇し、6月15日に付けた 年初来高値(407円)をうかがう動きだったが、決算発表後には

3.5%安の364円まで値を切り下げている。

期初には、景気回復の見通しが不透明であることに加え、販売価 格や原料価格が交渉中であることから、暫定値として4-9月期連結 業績予想を公表していた。販売価格・原料価格の交渉進ちょくを踏ま え、今回あらためて示した4-9月期計画によると、売上高が前期比 40%減の1兆5500億円(従来予想は1兆5000億円)、前期1617 億円の黒字だった最終損益は、800億円の赤字(同600億円の赤 字)になる見通し。

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