【今日のチャート】プラチナ、16%上昇か-米中の自動車販売回復で

米シティグループは、プラチナ相 場が16%上昇しオンス当たり1400ドルになるとの見通しを示した。 米国と中国で新車需要が増加していることが理由。プラチナは主に宝 飾品や自動車の触媒コンバータ(浄化装置)に利用される。

今日のチャートは、プラチナ相場(ピンク色の線)の上昇が中国 の乗用車販売(白色の線)の回復に追い付いていないことを示す。中 国では、政府による5860億ドル(約55兆円)規模の景気刺激策の一 環として自動車購入の奨励策が導入されたため自動車需要が急増した。

中国の6月の乗用車販売台数は前年同月比48%増となった。チャ ートは、米国の乗用車販売(緑色の線)の推移も示している。ブルー ムバーグが集計したデータによると、過去5カ月の月間の米乗用車販 売台数は前月比で3回増加した。

シティは、クレイグ・セインズブリー氏らアナリストがまとめた リポートで「中国の自動車販売の改善や米国での自動車需要の回復、 排ガス規制の長期的なトレンドを背景に、プラチナ市場の需要環境は 構造的に堅調となるだろう」との見方を示す。

アナリストらは、現在1オンス=1208ドル前後で取引されている プラチナが2011年に1400ドルに達すると予想。米銀バンク・オブ・ アメリカ(BOA)も先週、プラチナ相場が「向こう数年以内」に1500 ドルに達するとの見通しを示した。南アフリカ共和国からの供給が減 少する一方、需要が回復するためとしている。

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