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米ニュージャージー州がメリル提訴-虚偽説明受けて株式購入と主張

米ニュージャージー州は28日、 メリルリンチを相手取り、同社が虚偽説明を基に同州投資部局に優先株 3億ドル(約283億円)を売却したとして州裁判所に提訴した。

ジャージーシティの裁判所に提出された訴状によると、同州が契約 違反などで訴えたのは、メリルが2008年1月に売り出した配当9%の 転換株。同州投資部局は同株を同年7月にメリルの普通株1100万株に 転換することで合意していた。メリルの財務の実情は、同社のバンク・ オブ・アメリカ(BOA)による買収が今年1月に完了した後に初めて 明らかになったと主張している。

BOAは今年1月16日に、昨年10-12月(第4四半期)にメ リルで153億ドルの損失があったと発表。同金額は後に158億ドル に修正されたが、BOAにメリル買収を再考させる要因となった。

ニュージャージー州のアン・ミルグラム司法長官は同訴状で、「メ リルリンチは何度も、ニュージャージー州投資部局および投資家全般 に対して財務の実情を偽って伝えていた」と指摘。同投資部局が「メ リルの実情を知っていたなら、2008年1月の売り出しには参加せず、 08年7月の転換に合意することもなかっただろう」と主張した。

ニュージャージー州はメリルに対し、損害賠償を求めている。同 社の広報担当、ウィリアム・ホールディン氏はコメントを控えた。

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