堀場製株が急落、分析機器悪化し業績予想下げる-費用削減効果も低減

堀場製作所の株価が急落。分析シ ステム機器の販売が想定以上に落ち込んでいるうえ、価格競争激化で収 益性も悪化しており、6カ月累計(1-6月)業績予想を減額修正した。 コスト削減効果も低下しつつあり、先行きが懸念された。

この日は売り気配で取引を開始、午前9時28分ごろに前日比

9.8%安の2215円で4万6000株の売買が約定した。取引時間中の下 落率としては、1月8日(11%)に次いで2009年で2番目の大きさ。

堀場製が28日の取引終了後に公表した修正業績予想によると、1 -6月期の連結営業利益は前年同期比66%減の16億円にとどまる見込 みで、前回予想(20億円)を20%下回る。4-6月期では4億円の赤 字になったもよう。同社IR担当の上杉英太氏によると、分析システム 機器部門の採算が悪化した。「企業の設備投資抑制などで需要が低迷し ているうえ、単価下落幅も想定以上にきつかった」という。

野村証券の甲谷宗也アナリストは28日付の投資家向けメモで、 「1-3月期はアグレッシブなコスト削減が寄与し、前年同期比で15 億円の費用圧縮効果が見られたが、4-6月期は1-3月期ほどではな いようだ。7-9月期以降もコスト削減効果が減少する懸念がある」と 指摘した。

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