NZ中銀:政策金利2.5%で据え置きか、景気回復の兆しで-30日発表

ニュージーランド(NZ)準備銀 行(中央銀行)は30日の政策決定会合で、政策金利を2カ月連続で 据え置きとする見通しだ。同国では、住宅市場と企業景況感の回復が リセッション(景気後退)終息を示唆している。

ブルームバーグがエコノミスト10人を対象に実施した調査によ ると、全員がNZ中銀は政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・ レートを過去最低の2.5%で据え置くと予想している。発表はウェリ ントン時間午前9時(日本時間同6時)。

NZ中銀は先月、世界経済安定化の兆しに加え、NZ経済が2009 年末までに「緩やかで弱い」もののプラス成長に戻るとの見通しを理 由に、金利を1年ぶりに据え置いた。ただ、NZドルはこの3カ月間 に急上昇して景気回復のペースを脅かしており、輸出業者からは一段 の利下げを求める声が高まっている。

ASB銀行のチーフエコノミスト、ニック・タフリー氏は「NZ 中銀がNZドルは軟化するとの見方を堅持する可能性は高く、それは 追加利下げの用意ができていないことを意味する」と指摘。「中銀は金 利を現行水準で維持し続け、為替相場の下落を願うだろう」と述べた。

NZドルは米ドルに対し、この3カ月で17.5%上昇し、ブルー ムバーグが調査対象とする主要15通貨で最高のパフォーマンスとな っている。NZドル高の影響で、同国経済の30%を占める食肉や乳製 品の輸出収益は圧迫されている。

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