米CITの選択肢、事前調整型の破産法申請が最善-クレジットサイツ

米クレジットサイツによる と、米商業金融大手CITグループにとって最善の選択肢は、事前 調整型の連邦破産法適用を申請することだ。

クレジットサイツのアナリスト、アダム・スティア氏らは 27日付の調査リポートで、経営破たんの回避を目指すCITが債 券保有者から事前に再建計画の承認を得た上で破産申請すれば、2 カ月以内に会社更生手続きを完了できるだろうと予想した。

CITは資金繰り難の解消を目指すとともに、連邦破産法 11条の適用申請を回避する時間を稼いでいる。ジェフリー・ピー ク最高経営責任者(CEO)は来月償還を迎える社債10億ドルの 保有者に買い戻しを提案する一方で、債券保有者から30億ドルの 緊急融資を確保した。事情に詳しい関係者1人によると、買い戻し に成功すれば、CITは債務の株式化に着手する可能性がある。

スティア氏らはリポートで、「買い戻しに成功しても、CI Tのビジネス・モデルが壊れているため、破産申請のリスクは残る と考える」とし、「事前調整型の破産申請はCITにとって現時点 で最も実行可能な選択肢かもしれない」と分析した。

当局への届け出によると、買い戻しに同社債保有者の9割が 参加しなければ、CITは債券保有者からの30億ドルの緊急融資 を社債買い戻しに使用することができず、破産申請を余儀なくされ る可能性がある。

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