欧州株:ダウ欧州600指数が反落、BP幹部の弱気発言を嫌気

欧州株式市場では、ダウ欧州 600指数が前日付けた約8カ月ぶり高値から反落。企業利益が予想 を上回っているものの、英石油会社BPのトニー・ヘイワード最高経 営責任者(CEO)が、戦後初の世界的なリセッション(景気後退) からの回復は「延々と続く」との見通しを示したことが材料視された。

BPは3.1%下落した。同社はアナリスト予想を上回る黒字だ った。ドイツ最大の銀行、ドイツ銀行は、貸倒引当金の大幅積み増し が嫌気され、11%の大幅安となった。

一方、スペインの銀行、バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘン タリア(BBVA)は4.5%上げた。4-6月期が大幅増益となっ たことが買いを促した。

ダウ欧州600指数は前日比0.9%安の218.54で引けた。前日 は昨年11月10日以来の高値を付けた。今月10日以降では11%上 げている。

LGT銀行(リヒテンシュタイン)のハンス・ゴッティ最高投資 責任者(CIO、シンガポール在勤)はブルームバーグテレビジョン とのインタビューで、「持続的な景気回復について言及し始めるのは やや時期尚早だ。これまでの決算はかなり低い期待に基づくものだっ たため、当然のことながら予想を上回った」と語った。

28日の西欧市場では、18カ国中16カ国で主要株価指数が下落 した。ダウ・ユーロ50種株価指数は前日比1.1%安、ダウ・欧州 50種株価指数は1%下げた。

ダウ・ユーロ50種株価指数が下落した場合の保険として使われ るオプションの費用に連動するVstoxx指数は続伸し、2.2%上 昇の28.12となった。

英ソフトウエア開発のセージ・グループは3.4%上昇。昨年9 月以降9カ月間の業績が「経営陣の予測に一致している」との見方を 示したことが好感された。

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