米スプリント、ヴァージン・モバイル買収へ-プリペイド強化

米携帯電話サービス3位のスプリ ント・ネクステルは28日、ヴァージン・モバイルUSAの株式のうち 未保有分の約4億2000万ドル(約400億円)相当を株式交換で取得す ると発表した。ヴァージン・モバイルのプリペイド式携帯電話サービ ス利用客の獲得で損失に歯止めをかける狙いだ。

ヴァージン・モバイル株の約13%をすでに保有しているスプリン トは、一般株主に対し1株当たり約5.50ドル相当を支払う。ヴァージ ン・モバイルの最大株主で、英資産家のリチャード・ブランソン氏率 いるヴァージン・グループは、普通株1株当たり5.12ドル、優先株1 株当たり8.50ドルを受け取る。

スプリントは2005年のネクステル・コミュニケーションズ買収後、 サービスへの苦情が増すなか顧客を失い、評価損や損失、債務が増加 していた。景気低迷の影響でプリペイド式サービスの利用者は増加し ており、スプリントはこうしたヴァージンの顧客を獲得し、事業分野 の強化を図る。

ヴァージン・モバイルのダン・シュルマン最高経営責任者(CE O)はスプリントのプリペイド部門責任者に就任し、ダン・ヘッセC EOの直属となる。1-3月期末時点のプリペイド顧客数は、ヴァー ジンが525万人、スプリントが430万人。スプリントの4-6月期決 算は29日に発表される。

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