スイス1-3月GDP:前期比0.8%減-92年以来で最大の減少 (訂正)

スイス経済省経済管轄局が2日発表 した2009年1-3月(第1四半期)の実質GDP(国内総生産)は季 節調整済みで前期比0.8%減と、16年余りで最大の減少となった。企 業が輸出低迷を乗り切るため、支出を削減したことが響いた。

08年10-12月(第4四半期)は前期比0.6%減と、当初発表の

0.3%減から改定された。ブルームバーグのデータによれば、09年第 1四半期GDPは、1992年10-12月(第4四半期)以降で最大のマ イナス。輸出は5.4%減、固定資本投資は0.4%減だった。

世界同時不況で外需が落ち込み、スイス企業は減産や人員削減に 追い込まれた。年内に約1350人を削減する化学大手クラリアントは5 月6日、1-3月(第1四半期)の売上高が24%減少したと発表。ス イス国立銀行(SNB)は政策金利をゼロに近づけ、景気対策の一環 で外貨購入に踏み切った。

チューリヒ州立銀行のエコノミスト、デービッド・マーメット 氏は「第1四半期には輸出が大幅に減少した」と指摘。「第2四半期 も依然としてマイナス成長が続き、09年が終わりに向かう段階でよ うやくプラス成長に戻るもようだ」と述べた。

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