コンテンツにスキップする

離婚で傷ついた心が慢性疾患を生む、再婚しても治らない恐れ-調査

離婚あるいはパートナーの死によ るストレスが原因となる健康問題は再婚しても続くことが、研究によ って分かった。

ジャーナル・オブ・ヘルス・アンド・ソーシャルビヘイビア(J HSB)9月号に掲載された同研究によると、糖尿病やがんなど慢性 的な健康問題は、離婚やパートナーと死別した人の方が結婚している 人よりも20%多かった。再婚者では、同じ相手との結婚生活が続いて いる人よりも12%多かった。

米国立衛生研究所(NIH)によれば、米国では結婚したカップ ルのほぼ半数が離婚する。米疾病対策センター(CDC)の研究では これまでに、結婚している人では喫煙や飲み過ぎ、心理的苦痛に悩ま される割合が低いことが示されている。こうした違いは恐らくストレ スによるものだと、今回の調査結果を執筆したシカゴ大学の社会学者 リンダ・ウエート氏は指摘する。

ウエート氏は27日の電話インタビューで、「パートナーが死にひ んしたり離婚という面倒を抱えると、人々は自らの健康を顧みなくな る。結果、運動もせず、睡眠の質も悪くなり、友人に会うこともせず、 まともに食事しない可能性もある」と説明した。

調査は別の研究で集められた51-61歳の8652人余りのデータを 活用した。調査対象者は心臓や肺の病気のほか、がんや高血圧、糖尿 病、卒中といった慢性疾患の有無に加え、歩行や階段の上りで困難が ないか質問された。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE