アジア株の2週間の反発は失速か-テクニカル指標に売りシグナル

アジア株は2週間にわたる反発で 相対力指数(RSI)とボリンジャーバンドが下落シグナルを出す水 準に達した。

MSCIアジア太平洋指数の14日RSIは28日に73に上昇。R SIは相場の急激な上昇・下落の度合いを測る指標で、一部の投資家 は70を超えると売りシグナルだとみている。MSCIアジア太平洋指 数のボリンジャーバンドも27日、上方バンドを上抜けし、買われ過ぎ の可能性が示されている。

中国の経済成長の加速や予想を上回る米企業収益発表を追い風に、 MSCIアジア太平洋指数は11営業日で12%上昇した。同指数構成銘 柄の予想株価収益率(PER)は平均24.5倍と、3月31日以来の高 水準となっている。

パラダイス・インベストメント・マネジメント(シドニー)で約 32億ドルの運用に携わるマット・リオーダン氏は、「過去2週間の相場 の強さからみて、何らかの戻りが当然あると考えられるだろう」と述 べ、「企業決算は予想を上回っており、経済指標もかなり妥当だ」と指 摘した。

MSCIアジア太平洋指数のRSIが前回70に達したのは6月12 日で、その後2日間で3%下落した。香港株の指標のハンセン指数は 27日に昨年9月以来の2万ポイントの大台を回復して終了、RSIは 72に上昇した。韓国総合株価指数のRSIは74に達した。

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