肥満関連の医療費、08年は1470億ドルに拡大-過去10年で87%増

政府後援の調査によれば、肥満に 関連した医療費は2008年に推計1470億ドル(約14兆円)に達し、こ の10年間で87%増加したもようだ。

医学誌ヘルス・アフェアーズが27日公表した医療費の調査によれ ば、06年の肥満患者1人に掛かる医療保険会社や公的保険制度のコス トは正常な体重の成人を1429ドル(42%)上回っていた。1998年に は肥満による医療費は785億ドルだった。

オバマ大統領は減量や禁煙などの予防的医療プログラムなどを通じ て、医療費抑制の一部を実現したい意向を示している。調査によれば、 高齢者や身体障害者を対象とするメディケアは、糖尿病や高コレステロ ール、高血圧など肥満にかかわる症状を治療する処方せん薬に70億ド ルを費やした。

リポートの執筆者は、「医療保険制度改革は医療の不平等への取り 組みや拡大する医療費を抑えるために必要かもしれないが、本当の医療 費削減は肥満だけでなく、貧弱な食生活や運動不足といった関連リスク 要因を減らす改革を通じて成し遂げられる可能性が高い」と指摘した。

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