【テクニカル分析】原油、「窓」埋めた後75ドルへ-ショーク氏

米エネルギー取引コンサルティ ング会社ショーク・グループのスティーブン・ショーク社長によると、 原油相場は3週間にわたってテクニカル分析上の上値抵抗線となって いた水準を突破して「窓」を埋めた後、1バレル当たり75ドルを目 指す可能性がある。

週間ベースでは5月以降で最大の上げとなった先週の原油相場は、

7.1%上昇する過程で7月2日の安値と6日の高値の間の窓を埋めた。 ショーク氏は、上値抵抗線を抜けたことで過去2週間の反発相場が維 持できると指摘。同氏は8日に、窓を特定した。

ショーク氏は電子メールで、「先週に窓を埋めたことで、75ド ルへ上昇する道筋が大きく開かれた。相場は60ドル台前半と50ド ル台後半に向かって修正していたが、強気派が持ちこたえた」と述べ た。

原油価格は27日、3週間余ぶりの高値である68.69ドルを付 けた。株高とドル安が背景。原油先物相場は、世界的な景気改善で需 要が回復するとの見方から、年初来で53%上昇している。

原油相場の現在の上昇傾向は、8週間ぶりの安値である58.32 ドルに下落した13日までさかのぼることができる。その時点では米 消費者マインド指数が低下し燃料在庫が増加していたため、原油需要 見通しについては悲観論が広がっていた。

ショーク氏は、「反発相場になっている。75ドルのようなきり の良い数字に向かって引き寄せられている」と指摘した。

原油相場がチャートで上昇チャンネル内にあれば、来週半ばまで には6月30日の高値73.38ドルに近づき、早ければ8月10日にも 75ドルを付ける可能性がある。75ドルを付ければ昨年10月21日 以来となる。

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