財務相:民主党に政権交代なら財政は破たん状態-公約批判

与謝野馨財務・金融相は28日午前 の閣議後会見で、衆院総選挙で民主党が政権交代を果たした場合、「財 政はおそらく破たん状態になる」と述べ、子ども手当てや暫定税率の 廃止など16.8兆円に上る生活重視の政策を2013年度までに実施する とした同党のマニフェスト(政権公約)を批判した。

与謝野氏は「タダにするものはいっぱいある、税金は一切触らな い、成長戦略も見えてこない状況では財政はおそらく悪くなる」と指 摘。また、「マクロの財政・経済政策も入っていない。財政運営はもっ と現実感がなければならない」と注文を付けた。

また、与党の国会議員約100人を大臣や副大臣などとして政府に 配置し、政治主導で政策立案・決定を行うとした政権構想に対しても 「専門家ではない、知識も経験もない人たちが役所に入り、ああでも ない、こうでもないと指示を出す。行政はその対応に追われて仕事ど ころではなくなる可能性が強い」と指摘。

さらに、27日の記者会見でマニフェストを発表した鳩山由紀夫代 表をやり玉に挙げ、「会見を聞いていても暗い感じが非常にする。あの 方が政権を取ると暗い世の中が始まるのではないか、というような気 がして『やだな』と思った」と感情論まで飛び出した。

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