森精機株が続落、工作機械苦戦し4-6月期赤字-通期計画未達を懸念

:工作機械メーカー大手の森精機 製作所の株価が一時、前日比3.2%安の932円と続落。製造業の設備 投資抑制に伴って工作機械の受注が冷え込み、第1四半期(4-6月) 業績は赤字に転落した。2010年3月期通期予想に対する進ちょくが低 く、計画未達を懸念した売りで約2週間ぶりの下落率を記録した。

自動車産業を中心とした設備投資の抑制傾向が続き、数値制御(N C)旋盤などの工作機械が苦戦、森精機が27日発表した4-6月期の 連結営業損益は80億円の赤字となった。前年同期は49億円の黒字。 日本国内だけでなく、米州、欧州、アジア・オセアニアの全市場で販売 が落ち込み、売上高は前年同期比70%減の137億円となった。

みずほインベスターズ証券の相馬宏幸アナリストは、「売上高の進 ちょくの遅れが気になる。低水準が続く工作機械受注の急回復は期待薄 で、会社側の今期業績計画は見直しを迫られる可能性がある」との見方 を示した。

会社側は10年3月期の業績見通しを据え置いた。連結売上高は前 期比49%減の800億円、営業損益は200億円の赤字を見込む。第1四 半期売上高の通期計画に対する進ちょく率は17%。

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