三洋化株連騰で年初来高値、主力化学品伸び中間計画増額-コスト減

機能化学品を手掛ける三洋化成 工業の株価が大幅続伸。主力の生活・健康産業関連製品が好調なほか、 各種コスト削減も進み、4-9月期(第2四半期累計)業績予想を上 方修正した。収益底入れ期待を背景とした買い圧力が強まり、一時前 日比10%高の545円と、1月7日に付けた年初来高値(542円)を 更新した。

4-9月期の連結業績は、売上高が前年同期比24%減の540億 円(従来予想は500億円)、営業利益は同25%減の15億円(同4 億円)を見込む。同社経理部の伊東欣哉氏によると、高吸水性樹脂や 医薬・香粧品原料などの生活・健康産業関連製品の需要が期初予想を 上回って堅調に推移したほか、販売管理費を中心とした多方面でのコ スト削減策に取り組んだことも寄与した。

伊東氏は、「期初には経営環境の先行き不透明感が強かったため、 業績予想を堅めに出していた」と話す。また、今回変更しなかった 2010年3月期通期の業績予想については、現在見直し中で、今月30 日に発表する中間決算発表時にあらためて示す予定という。

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