UBSウェルスマネジメント米州部門、レバレッジドETFの販売停止

スイスの銀行大手UBSのウェル スマネジメント米州部門は27日、レバレッジを活用した上場投資信 託(ETF)の販売を打ち切ったと発表した。長期投資を旨とする同 社の方針にそぐわないことが理由としている。

ウェルスマネジメント米州部門は発表文で、インバースETFと レバレッジドETFの販売を停止した理由として、これらが「短期的 な性質を持つ証券」であることを挙げた。

ETFは通常、指数と類似した動きをたどり、株式のように日中 取引できる。レバレッジドETFはスワップやデリバティブ(金融派 生商品)を活用し、指数の日々のリターンを拡大する。インバースE TFは指標となる指数と反対の方向に動く。

米金融取引業規制機構(FINRA)は6月、レバレッジドET Fは1日以上にわたって保有する個人投資家には適さない可能性があ るとブローカーらに伝えた。7月の発表でも、1日以上保有する場合 は、金融の専門家による「注意深い監視」がなければ適切であり得な いと指摘している。

モーニングスターのETF分析担当幹部、スコット・バーンズ氏 は、レバレッジドETFへの投資が長期化するほど、実際のリターン は予想されたリターンとのかい離が大きくなり得ると指摘した。

UBSの広報担当者、カリーナ・バーン氏によると、ウェルスマ ネジメント米州部門が抱えるブローカーは8760人。

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