米アムジェン:4-6月は40%増益、通期見通しを上方修正

バイオテクノロジー最大手の米ア ムジェンが27日発表した2009年4-6月(第2四半期)決算は、 前年同期比40%増益となった。研究費節減や関節リウマチ治療薬「エ ンブレル」の販売増加が寄与した。1株利益はアナリスト予想を上回 り、同社は通期利益見通しを上方修正した。

第2四半期の純利益は12億7000万ドル(1株当たり1.25ドル) と、前年同期の9億600万ドル(同84セント)から増加。一部項目 を除いたベースの1株利益は1.29ドルと、ブルームバーグがまとめ たアナリスト予想平均(1.16ドル)を上回った。

かつてアムジェンで売り上げ最高の製品だった貧血症治療薬「ア ラネスプ」の売上高が前年同期比16%減少する一方で、エンブレルの 売上高は7%増の8億9900万ドルに達した。ケビン・シャラー会長 兼最高経営責任者(CEO)は、アラネスプや白血球増加剤「ニュー ポジェン」といった主力商品の販売鈍化に対応するため、骨関連疾患 の治療・予防薬である「デノスマブ」など新しい医薬品を追求してい る。

アムジェンは09年通期の一部項目を除いた1株利益予想レンジ を4.80-4.95ドルと、従来の4.55-4.75ドルから引き上げた。第 2四半期の売上高は前年同期比1%減の37億ドルにとどまったが、 アナリスト予想(35億7000万ドル)は上回った。

アムジェンの株価は時間外取引で一時、3.4%高の62.82ドルを 付けた。通常取引終値は前週末比15セント安の60.77ドルだった。

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