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米トウモロコシ先物:上昇-約50年ぶりの低温で生育鈍化との観測

シカゴ商品取引所(CBOT)で は27日、トウモロコシ相場が一時下落後、反発した。7月の気温が約 50年ぶりの低さとなり、米国産穀物の生育が遅れ今年後半に凍結被害 を受けるリスクが高まっているとの観測が広がった。

民間気象予報会社T-ストーム・ウェザー(シカゴ)のマイク・ タンヌラ氏によると、米中西部の過去30日間の平均気温は、平年をカ 氏で最大8度下回っており、7月の月間平均としては1960年以来の低 さとなる可能性が示唆されている。米政府が発表した22日時点の穀物 の作況指数はノースダコタ州からオハイオ州にかけての地域で前年同 期を下回った。

バウワー・トレーディング(インディアナ州)のジェームズ・バ ウワー社長は「穀物の状態は良いようだが、9月下旬の収穫前に完熟 に達するには気温の上昇が不十分だ」と指摘。「9月17日ごろに凍結 が発生すれば全米規模の大被害につながる可能性もある」との見方を 示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限終値は、前週末比6.5セ ント(2%)高の1ブッシェル当たり3.3375ドル。一時は3.2325ド ルと、4営業日ぶりの安値まで下げる場面もあった。

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