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中国は米資産の安全性について引き続き懸念-財政省次官補

中国財政省の朱光耀次官補は27日、 ワシントンでの記者会見で、同国政府が米資産の価値について引き続 き懸念していることを明らかにした。ワシントンでの米中戦略・経済 対話の初日に語った。

朱次官補は「中国の対米投資は大きく、その主体は米国債だ。わ れわれは、抱えている金融資産の安全性について懸念している」と述 べた。また、中国は「安定した」ドルを望んでいるとも語り、ドルの 価値下落が懸念材料の1つであることをうかがわせた。

米連邦準備制度理事会(FRB)の指数によると、ドルは米国の 主要な貿易相手国通貨に対して今年これまでに約3.5%下落。過去8年 では約18%値下がりしている。

朱次官補は「われわれは経済と金融市場が安定性を維持し、世界 の主要通貨であるドルが安定してくれることを望んでいる。だからこ そ、中国は対米投資の安全性に重きを置いている」と語った。

中国は世界最大の米国債保有国。米政府の統計によれば、中国の 保有高は5月に8015億ドルに達し、2007年初めの水準のほぼ倍となっ ている。

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