金融機関は「困難な」環境に直面、景気底入れ間近でも-フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティン グスによると、世界経済は底入れに近づいているものの、デフォルト (債務不履行)が増加し、失業率が上昇する見通しであることから、 金融機関は「困難な」環境に直面している。

フィッチは27日発表したリポート「グローバル・バンク・レーテ ィング・トレンズ・Q209」で、「低金利の長期化に伴う利ざやの薄さ や、金融機関のレバレッジ解消に伴う貸し出し減少により、損失を吸 収するための利益には引き続き圧力がかかる」との見通しを示した。

フィッチは4-6月(第2四半期)に、金融機関170社の格付け を引き下げまたは引き下げ方向で見直すと発表した。1-3月期は188 社だった。格上げや格付け見通し引き上げなどの「ポジティブ・アク ション」に対する「ネガティブ・アクション」の割合は2005年以降最 悪だった。

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