クレディS:英排出権取引会社エコセキュリティーズの持ち分削減

時価総額でスイス最大の銀行クレ ディ・スイス・グループは、同社が筆頭株主である二酸化炭素(CO 2)排出権取引会社、英エコセキュリティーズの同社持ち分を減らし た。

ヒュージン通信で発表したリリースによると、クレディ・スイス は7月16日現在、エコセキュリティーズの発行済み株式の14.5%を保 有。持ち株比率は従来の15.4%から低下した。ブルームバーグのデー タによると、アイルランドのダブリンに拠点を置くエコセキュリティ ーズは国連主導の排気ガス削減プロジェクト運営では最大規模を誇る。

クレディ・スイスは2年前に、エコセキュリティーズの株式920 万株を1株当たり320ペンスで購入。当時の同社投資銀行部門責任者、 ポール・カレロ氏は「重要な高成長分野への当社の真剣な取り組みを 浮き彫りにしている」と述べていた。

一方、UBSの債券・為替・商品部門の元責任者、アンドレ・エ ステベス氏を含む投資家グループは16日、エコセキュリティーズに対 し1株当たり77ペンスで買収案を提示した。

ミラボー・セキュリティーズのアグスティン・ホックシールド氏 は、この買収案は成功しない公算が大きいと指摘。「株式保有者が持 ち分売却を余儀なくされない限りは、エコセキュリティーズは同社株 を3ケタ以下の価格で売却すべきではない」と述べた。ホックシール ド氏はエコセキュリティーズの株価を「各種権利を除去した最低限ベ ースでも」1株当たり113ペンスと見積もっている。

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