6月米新築住宅販売:38万戸に増加、伸び率01年来最大

米商務省が27日に発表した6 月の新築一戸建て住宅販売(季節調整済み、年率)は前月比11% 増の38万4000戸と、昨年11月以降で最高を記録した。伸び率は 2001年12月以来の最大。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央 値は35万2000戸だった。実際の数値は全エコノミストの予想を上 回った。前月は34万6000戸と、速報値の34万2000戸から上方修 正された。

新築住宅価格の中央値は前年同月比12%下落の20万6200ド ル。前月は21万9000ドルだった。

6月の新築住宅販売は前年同月比では21%減少した。今年1月 には統計開始上最低の32万9000戸まで減少した。これは2005年 7月のピーク時に比べると76%の減少だった。

地域別にみると中西部の新築販売が前月比43%増と急増。続い て北東部が29%増、西部が23%増加した。一方、最大市場の南部 は5.3%減少し、1991年以来の低水準に落ち込んだ。

住宅在庫は前月比4.1%減の28万1000戸。これは1998年2月 以来では最低の水準だ。販売に対する在庫比率は8.8カ月と、07年 10月以来の低水準に縮小した。

PNCファイナンシャル・サービシズ・グループのシニアエコ ノミスト、ロバート・ダイ氏は「だぶついていた在庫の圧縮ではある 程度の改善がみられた。これは住宅価格の回復に向け、まず乗り越え なくてはならない基本的な過程の初期に過ぎない」と述べた上で、失 業率が上昇していることから「ここからの回復はよくても緩やかなペ ースとなるだろう」と続けた。

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