米ベライゾン:4-6月21%減益、下期に8000人以上削減へ

米2位の電話会社ベライゾン・コ ミュニケーションズが27日発表した2009年4-6月(第2四半期) 決算は21%の減益となった。人員削減に伴う法人顧客の電話回線の減 少が響いた。ベライゾンは今年後半に8000人以上の人員削減を計画し ている。

発表資料によると純利益は14億8000万ドル(1株当たり52セン ト)と、前年同期の18億8000万ドル(同66セント)から減少した。 買収コストを除く1株当たり利益は63セントと、ブルームバーグがま とめたアナリスト予想平均と一致した。

売上高は11%増の269億ドル。米オールテルの買収が貢献した。 一方、法人顧客や政府機関に対する固定回線サービスの売り上げは

6.7%減少。失業増加による利用顧客の減少が背景。ベライゾンの人員 削減計画は同社従業員の約3%にあたる。

スタンフォード・C・バーンスティーンのアナリスト、クレイ グ・モフェット氏は、法人部門の低迷は「米経済がリセッション(景 気後退)脱却からは程遠いことを示唆している」と指摘。モフェット 氏は、ベライゾン株がセクター内で出遅れるとみている。

一方で、ベライゾンの光ファイバー網のテレビサービス「FiO S TV」は30万3000人が新規加入した。同社は230億ドルを投じて 光ファイバー網の敷設を進めており、ケーブルテレビ事業者に対抗す るため、HDTV(高精細度テレビ)や高速インターネット接続サー ビスを提供している。

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