日立建機:通期連結業績予想を下方修正-第1四半期純損益は赤字転落

国内2位の建設機械メーカー日立 建機は今期(2010年3月期)の通期連結純利益予想を期初の70億円か ら50億円に下方修正した。欧州などを軸に世界需要の回復が鈍いのが 響いた。

油圧ショベルを主力製品とする日立建機が27日に東京証券取引所 で発表した第1四半期(09年4-6月)の連結純損益は86億円の赤字 (前年同期は125億円の黒字)に転落した。在庫圧縮を進めているた めで、好調だった前年同期との差が際立った。

ただ間接費削減などの構造改革が進んでいるため09年4-9月期 の純損益は期初予想した120億円の赤字から85億円の赤字に赤字幅が 縮小する見込み。

会見した桑原信彦専務は「在庫調整は予定より1カ月遅れているだ けで、9月には期初目標の4800台を達成し4784台になる」と述べ、 在庫削減が予定通りであることを強調した。

決算短信と併せて配布した資料によると、同社は油圧ショベルの世 界需要の対前年増減率の予想について、期初の前期比20%減から25% 減に下方修正した。日、米、欧の先進国地域が上期に前年同期比半減以 上落ち込んだため。世界市場の4割を占める中国は下期に15%伸びる が日米は下期も戻りが鈍いと見込む。

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