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米FRB議長:金融危機への対応は正当-第2の大恐慌回避

バーナンキ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長は26日、ミズーリ州カンザスシティーでのタウンミ ーティングで、議長自身が「第2の大恐慌」を回避しようとしていた と述べ、FRBの金融危機やリセッション(景気後退)への対応は正 当だったと主張した。

同議長は「金融危機のさなかに大企業を無秩序に破たんさせれば、 システム全体の崩壊につながるというのがわれわれの抱える問題だ」 と指摘。「第2の大恐慌を目の当たりにしたFRB議長になるつもり はない」と言明した。ジム・レーラー氏が司会を務めた同会合は今週 放映予定のPBS放送の番組向けに収録された。

タウンミーティングでの発言は、バーナンキ議長が大手金融機関 への政府支援をめぐる議会からの批判に対処しつつ国民向けの広報活 動を強化している表れだ。オバマ大統領は来年1月31日で任期が切 れる同議長の再任について判断を下す必要がある。

バーナンキ議長は、今年7-12月(下期)の米経済成長率を年率 1%と予想。失業率は10%を超えた後で低下し始めるとの見通しを示 した。同議長は同時に、「過度に景気を刺激して」インフレを引き起こ さないよう確認したいとしている。

同議長は今後数年間にわたり、「インフレはかなり低水準にとどま る」との見通しを明らかにした。ドルについては、「強いドルを維持す るには強い経済を持つことが最善の道だ」との見解を示した。さらに、 「米経済は数年以内に軌道に戻るだけでなく、力強い成長を再開する ことを強く確信している」と語った。

さらにバーナンキ議長は政策金利を決定する上でFRBが政治介 入からの独立性を保つことが、米経済にとって「より良い結果」をも たらすとの見解を示した。「われわれはこの問題に関して極めて敏感 だ」と述べ、「議会や政府からの独立性を幾分確保していることが必要 だ」と指摘した。

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